💡本物のコインと偽物の見分け方|投資家・コレクター必見の完全ガイド
- GoldsilverJapan
- 8月23日
- 読了時間: 4分
金貨や銀貨を購入・収集している方にとって、偽造コインを見抜くスキルは非常に重要です。オンラインマーケット、フリーマーケット、オークションでは、本物そっくりの偽造コインが数多く出回っています。
この記事では、次のような検索によくある質問に答える形で、詳しく解説します:
「コインが本物か偽物かを見分ける方法は?」
「金貨や銀貨の真贋を自宅で確認する方法は?」
「偽造コインを避けるにはどうすればいい?」
なぜコインの真贋判定が重要なのか?
特に貴金属価格が上昇すると、偽造品が市場に多く流通します。近年では、アメリカン・イーグル銀貨やメイプルリーフ金貨の偽物も非常に精巧に作られています。
① 重さ・寸法を測る(基本中の基本)
本物のコインは、ミント(造幣局)によって厳密な重さとサイズで製造されています。
やり方:
精密な**デジタルスケール(0.01g単位)**で重量を確認
デジタルノギスで直径と厚みを測定
ミント公式のスペックと比較
📌 例:1オンスのアメリカン・シルバーイーグルは31.1g、直径40.6mmです。それより軽かったり厚みが異なる場合は偽物の可能性があります。
② 磁石テスト(簡単かつ有効)
金・銀・プラチナなどは基本的に**非磁性体(磁石にくっつかない)**です。
やり方:
強力なネオジム磁石を使う
コインを45度に立てて、磁石を滑らせる
速く滑ったり、ピタッとくっつくなら偽物の疑い
⚠️ ただし、鉛や銅のように磁石に反応しない素材でも偽造に使われることがあるので、この方法だけに頼らないこと。
③ 音(ピン)テスト
本物の銀貨・金貨は高く澄んだ音が鳴ります。偽物はくぐもった音です。
やり方:
コインを指に置き、別のコインで軽く叩く
高く響く「キーン」という音なら本物の可能性大
🔊 スマホアプリ(Pingcoinなど)で周波数を計測する方法もあります。
④ 拡大鏡・ルーペで観察
肉眼では分かりにくい細部の仕上がりに注目。
チェックポイント:
書体や刻印がぼやけている
縁のリーディング(ギザギザ)が不均等
ミントマークがない、または間違っている
表面に気泡や鋳造の継ぎ目がある
🧠 本物の高画質画像と比較すると違いが分かりやすいです。
⑤ 認定コインと比較する
特にアンティークやレアコインでは比較が効果的。
PCGSやNGC、Numistaのサイトで認定済み画像をチェック
ミント年・特徴・刻印など細かく一致するか確認
⑥ 酸テストや削りテスト(最終手段)
収集価値のない地金型コインの場合に限り:
銀テスト液や金判定キットで確認可能
ただしコインにダメージがあるため、コレクター品には非推奨
⑦ プロ用ツールの活用
より確実な検査には下記の機器が便利:
Sigma Metalytics:非破壊で金属の純度を確認
XRF分析装置:金属組成を瞬時に測定
コインショップや貴金属ディーラーでも使用されています。
⑧ AIアプリや画像認識サービスを活用
近年では、AIで以下が可能なアプリも登場:
スマホで写真を撮るだけで偽物判定
本物の画像データベースとの比較
AIとリアルな鑑定の併用で信頼性アップ!
⑨ 信頼できる業者から購入する
そもそも偽物を掴まされないことが最善策です。
安全な購入先:
信頼ある貴金属ショップ(国内正規店、証明付き)
PCGS/NGC鑑定済みのスラブコイン(証明番号を必ず確認)
危険な購入先:
メルカリ、ヤフオク、フリマアプリ
「激安」「放出品」「海外直輸入」などの甘い言葉
❗よくある質問(FAQ)
Q. 偽物のコインにも本物の金や銀が含まれていることはある?
はい、一部の偽物は銀メッキなどで外見を本物そっくりにしています。ただし内部は鉛や銅のため、重さ・音・成分でバレます。
Q. 偽物のコインを持っているだけで違法?
違法ではありませんが、本物として販売した場合は違法です。明確に「模造品」と記載しましょう。
Q. PCGSやNGCのスラブコインなら安心?
基本的には信頼できますが、スラブ自体を偽造した例も存在するため、シリアル番号を必ず公式サイトで照合してください。
✅まとめ:疑う力が最大の防御
1つのテストではなく、複数の方法を組み合わせる
「お得すぎる話」は疑ってかかる
本物と画像比較、サイズ・音・反応をチェック
信頼できる販売店から購入
🛡️ 投資でも収集でも、「本物の価値」を見極める力は必須です。

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