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1932年 チュニジア 100フラン金貨(アフマド2世)PCGS MS65【Lec#491】

歴史と芸術が融合した一枚 ― チュニジア黄金時代の象徴

1932年に発行されたこの「チュニジア 100フラン金貨」は、当時のチュニジアを統治していたアフマド2世(1929~1942)の治世中に発行された歴史的な金貨であり、フランス保護領時代の文化とイスラム王朝の伝統が美しく融合した希少なコレクションアイテムです。

PCGSによりMS65(Mint State 65)という極めて優れた状態でグレーディングされており、現存する中でも高品位な個体として価値を有しています。

基本仕様

•発行国: チュニジア(Tunisia)

•発行年: 1932年(イスラム暦1351年)

•統治者: アフマド2世(Ahmad II)

•額面: 100フラン(100 Francs)

•素材: 金(Gold 90% / .900)

•重量: 6.55グラム

•直径: 21ミリ

•形状: 円形

•打刻方式: ミルド(縁に細かい刻み)

•エッジ: 三日月と星の繰り返し模様(crescent & star)

•カタログ番号: KM#257, Fr#14, Lec#491

•鑑定: PCGS MS65

デザインの魅力

表面(Obverse)

アラビア文字で記された美しい書体が、王の名「アフマド・ムダット」、称号「バイ・オブ・チュニジア」、額面「100フラン」、およびイスラム暦「1351年」を優雅に表現しています。左右には月桂樹と小麦の束が刻まれており、農業と繁栄の象徴とされています。

彫刻師は Lucien Georges Bazor(リュシアン・バゾール)。彼はパリ造幣局(Monnaie de Paris)で活躍したフランスの著名彫刻家であり、1930年代を代表する芸術的コインを多数手がけました。

裏面(Reverse)

「TUNISIE」の文字を中央に、額面「100 FRANCS」とグレゴリオ暦の年号「1932年」が刻まれています。周囲を囲む幾何学模様は、チュニジアの伝統的なアラベスク装飾を思わせる精緻な造形美で、フランスとイスラム文化の融合が感じられます。

歴史的背景と発行の意義

フランス保護領時代のチュニジア

この金貨が発行された1932年当時、チュニジアはフランスの保護領下にありながらも、独自の統治者として「バイ」と呼ばれる世襲王朝が存在していました。アフマド2世はその王の一人であり、伝統的なイスラム王制を象徴する存在として国内外で尊敬されていました。

この金貨は、そうした二重の支配体制を象徴するものであり、片面にはアラビア語、もう片面にはフランス語が用いられています。このことからも当時のチュニジア社会が持つ文化的多様性と複雑な政治的背景が伺えます。

希少性と価値

限定発行と現存数

1932年に発行されたこの100フラン金貨(Lec#491)は、わずか3,000枚のみの鋳造とされており、現代においても非常に入手困難な存在です。

Numistaによる評価では、MS(Mint State)グレードであれば1,000ドル以上の市場価値があるとされ、特にPCGSによるMS65の高グレード個体は希少中の希少といえるでしょう。

収集家・投資家にとっての意義

このコインは、単なる収集品としての価値を超え、歴史的資料としても極めて重要です。植民地時代の貨幣制度、王政の象徴、金本位制時代の価値基準など、多くの意味が凝縮された一枚であり、文化史や中東・北アフリカの政治経済史を学ぶうえでも貴重な資料となります。

アフマド2世と貨幣改革

アフマド2世は、経済安定化と貨幣制度の整備に尽力した統治者でした。フランス保護領下でありながらも、自国の通貨に王名を刻み続けることで、チュニジアの主権と文化的独立性を維持しようとした姿勢が、この金貨にも表れています。

1930年代は世界恐慌の影響がアフリカ諸国にも及んだ時代であり、金貨の発行には「価値の安定」を象徴する強い政治的意味合いがありました。

鑑定情報と保存状態について

この金貨は世界的鑑定機関であるPCGS(Professional Coin Grading Service)により**MS65(ミントステート)**として認定されています。

•光沢:極めて良好なオリジナルミント光沢

•摩耗:ほぼ見られず、未使用同等

•傷:肉眼では確認困難な微細な傷のみ

•エッジ:完全なミルド加工が確認可能

この保存状態は、コレクターにとって極めて重要な要素であり、将来的な資産価値の上昇にも大きな期待が寄せられます。

金貨としての投資価値

純度90%の金を6.55グラム含むこの金貨は、その重量以上の「歴史的プレミアム」が付加されたコインです。

•金としての価値(地金価格)+歴史的価値

•投資としての安定性と美術品としての魅力

•世界的オークションにおける高騰事例あり(1,000ドル~)

おすすめの保存方法

•湿気・直射日光を避けた暗所での保管

•鑑定スラブ状態を保つことで価値を維持

•定期的な資産価値の見直しを推奨

終わりに ― 黄金の歴史を手にする贅沢

この「1932年 チュニジア 100フラン金貨」は、単なるコインを超えた「語る歴史」です。アフマド2世の統治とチュニジアの文化の結晶であり、金という普遍的な価値を帯びながらも、時代背景と文化の深さを今に伝える珠玉の逸品です。

希少性、保存状態、歴史的背景、すべてにおいて極めて高い評価を受けているこの金貨は、コレクターや歴史ファン、資産運用を目的とした方にとって、まさに理想的な選択肢といえるでしょう。

GoldSilverJapanでは、こうした歴史的希少金貨を厳選して取り扱っております。本品は、世界的鑑定機関PCGSによる認定品のため、安心してご検討いただけます。

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1932年 チュニジア 100フラン金貨(アフマド2世)PCGS MS65

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